『君たちはどう生きるか』

本とカップ

「君たちはどう生きるのか」という本の特集に興味を惹かれ、また本屋さんに行ったら出会ってしまった!ので思わず買ってしまいました。初版は1954年。

この本が出版された80年前は、言論の弾圧で何も言えない時代。著者の吉野源三郎氏は、すべての書物は検閲されるけれども、児童文学ならば、子供向けならば書けるということで、出版したそうです。

吉野氏は、『編集者・児童文学者・評論家・翻訳家・反戦運動家・ジャーナリストで、昭和を代表する進歩的知識人』(Wikipediaより)として活躍されていたというのは、恥ずかしながら、今まで知りませんでした。

「人間らしく生きられる世の中」という著者の理想を次の世代を担う子供達、若者達に、どうしても伝えたかった。この本にはそれらの言葉がちりばめられています。

魂からの言葉には力があります。真っすぐに心に届いて、世代も超えてゆくのですね。

生き方についてなど、中学生の少年が叔父さんとの手紙のやり取りの中で、いろいろ悩みながら成長していきます。

叔父さんの、時には、あたたかい言葉に慰められ、時には、突き放されて、自分で反省して、考えて、修正して生きていく少年の姿が、段々たくましくなっていく成長過程を見ているようで…私もがんばらなければとすごく背中を押されました。

読み返したくなったり、そういえばなんて書いてあったけと思わずページをめくってしまう本は貴重です!

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